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釣りの場では大きな音を立ててはいけません。
大声で騒ぐなんて以ての外です。
これは周囲の人に迷惑をかけないためという理由ももちろんあるのですが、人間の立てる音が釣りの成果を左右してしまうためという重大な理由があります。
魚は人間の気配に敏感です。
自然界に住む生き物のため、人間がいると察知すれば途端に逃げてしまうのです。
音というのは人間の存在を示す最大の情報なので、魚にとっては警告となるのですね。
これが、釣り人にとっては邪魔以外の何物でもありません。
自分は魚に存在を察知されないよう静かに待ちかまえているのに、他人のせいで獲物に逃げられてしまうのですから。
最近は注意しても聞かない若者が多いと、東京の整体で出会った釣り好きの男性がぼやいていました。
釣りの上級者ともなれば、音を立てないようにするだけでなく、自分の影にも万全の注意を払います。
人影も魚にとっては人間の存在を知らせる警告なのです。
場所が釣り堀なら魚たちは人間の存在に慣れてしまっていますし、魚の数も多いので多少の話声くらいで逃げることはないでしょう。
このあいだ訪れた釣り堀で、ついついだろうとは思いますが、ガイガーカウンターの話で盛り上がっている人が何人かいました。
とはいえ、釣り堀でも騒がしくしては煙たがられて当然です。
釣りとは基本的に静かに行うものなのですから。
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